一般に鮒釣りの対象魚になるのは、ギンブナと言う鮒になります。
釣りの世界ではマブナ(真鮒)と呼ばれます。
ちなみに、ヘラブナ釣りはかなり特化した世界なのでここではギンブナを対象とします。
ギンブナ( Carassius auratus langsdorfii Temminck and Schlegel,1847 )は、コイ目・コイ科・フナ属に属する魚です。
日本各地の河川の中・下流の緩流域・池・沼に住み、あまり強い流れは好みません。
汚染に強く、比較的に身近な淡水魚です。
ギンブナの全長は15〜30cmで尻鰭起点後方から体高が急に低くなります。
背鰭の不分枝軟条は4、分枝軟条は15〜18、尻鰭の不分枝軟条は3、分枝軟条は5。
成長は早く、4〜5年で30cmほどになるそうです。
産卵期は4〜6月で、水草の多い場所で行われます。
ギンブナは実は不思議な鮒で、ほとんど雌しか存在しません。
産卵後の卵は他の魚の精子の刺激で発生が促される。
食性は雑食性です。
何でも食べます。
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